お子様の矯正
きれいな歯並びにすることで
お子様に自信を持って欲しい
1. お子様とのコミュニケーションを大切にします。
「がんばって使えたよ!!」「痛くて使えなかったよ!!」等、何でも話せる関係を築き、治療を円滑に進めるよう努めています。
2. 筋機能訓練を行います。
口唇の力を測定し(簡易測定)必要があれば筋のトレーニングを行いましょう。
その他舌癖のトレーニング等も行います。
3. 主に取り外しの装置を使用します。
できるだけ歯みがきのしやすい環境にて治療を進めていきます。
「歯を大切にしよう」と思っていただけるよう
お子様方と関わっていきたいと思っています。
● お子様の矯正診療の流れ
診査・診断(治療の流れを参照)
Ⅰ期治療
乳歯列または乳歯と永久歯の混合歯列期に行います。
治療内容
- ● 主に取り外し可能な装置の使用
- ● 筋の機能訓練
- ● ブラッシング指導と予防処置
経過観察
永久歯にはえかわるまで定期的に来院。
治療内容
- ● 保定装置のチェックと調整
- ● 筋の機能訓練
- ● ブラッシング指導と予防処置
診査・診断
定期検診
Ⅱ期治療の必要がない場合は、咬合が安定するまで保定装置を使用。
年に数回の定期検診。
かみ合わせの状態や治療の方法は、お一人づつ違っていますので、気になられたらまずは受診されることをお薦めいたします。
【乳歯の時期】
「下あごが出ている」「下の前歯が上の前歯の前にある」
そのままにしておくと将来受け口になる場合もあります。遺伝によるものも多いので、ご家族やご親戚のかみ合わせをご確認されるといいでしょう。お子様によっては長期的な治療を必要とする場合があります。
「指しゃぶりをする」「布をすう」
小さなお子様(3才以下)の指しゃぶりは無理にやめさせることはありませんが、永久歯がはえかわる前(4、5才頃〜)にやめることができるようにしましょう。
【はえかわりの時期】
「下の歯が内側からでてきた」「ガタガタに生えてきた」
程度によっては自然に治ることもありますので、予防処置としてフッ素塗布やシーラント処置、ブラッシング指導を行いながら経過を観察していきます。必要があれば取り外しの装置を使用して治療を始めます。
「隙間がある」
はえかわりの時期に隙間があるのは正常なことです。しかし、歯の数が少なかったり、大きさが少し小さかったりしている場合にも隙間ができます。
そのような場合はかみ合わせや歯並びに影響しますので、ご心配であれば受診されることをお薦めします。
「下あごが出ている」「下の前歯が上の前歯の前にある」
遺伝によるものや咬み癖によるものがありますが、いずれにせよ放っておくと上下のあごのバランスが悪くなり、受け口になる可能性があります。できるだけ早期に治療を始めます。
「出っ歯になっている」
指しゃぶりやアレルギーはありませんか?
原因を治すことで、出っ歯が軽減することもあります。治療が必要な場合が多いので早めの受診をお薦めします。
「上の二番目の前歯が後ろに入り込んでいる」
歯みがきがしづらいため、虫歯になりやすい歯並びです。
見えない固定式の装置で治療をしていきます。
「糸切り歯がはいりきれない」「八重歯になっている」
歯の入る隙間が少ないことが原因であることが多いので、将来抜歯を選択しなければならない可能性もあります。歯列を拡げる治療によって歯を抜かずにすむ事もあります。